令状なしのGPS捜査は違法…と先日ニュースになりました。
これは事件の被告らの車に令状なしにGPS端末を取り付けて行動や移動状況を把握していたことで、「プライバシーの侵害」が問われていた問題でした。
この問題で最高裁は『違法』との決定を下しました。

そんなGPSを使用しての調査ですが、浮気調査や不倫調査ではGPSを使用する方法はとても有効的です。
が、しかし一般人が夫(妻)の不倫しているかどうかの調査を勝手にしても違法じゃないの?なんて思う方も多いと思います。

答えは…違法ではありません。

家族であればGPSを使用した調査を行っても違法ではないのです。
後でバレた時に面倒なことになりたくないな、と思った方は安心して下さい。
そもそも不倫のような行為を行っている方が迷惑な話です。
家族なんですから家族を守るのは当然です。
ですからGPSを使用した調査を行ったとしても後々不利になるようなことはありません。

◆さまざまなGPS端末が登場しています

時代の変化により今ではさまざまなスマートフォンの専用アプリでもプロが使用するような本格的なものが登場しています。
一般的なGPSとしては、相手のカバンなどに発信機を入れ情報を収集するタイプですが、現代ではスマートフォンに簡単にインストール出来るアプリタイプがあります。
しかもアプリのアイコンがスマートフォンのアプリ一覧から非表示に出来るものもあるのです。

GPSを使用した調査のメリット、デメリット…

メリット

・リアルタイムで位置確認が可能
・追跡調査を依頼しなくて済むので費用が抑えられる
など

デメリット

・リアルタイムで確認するほどの時間的余裕が必要
・GPS端末を借りる場合は費用がかかる(レンタルなど)
・もしかしたら浮気の瞬間を知ってしまう可能性がある
など

◆GPSで調べたものが決定的な証拠になるの?

GPSを使用して浮気を自分で調べた場合、それが決定的な証拠になるのかどうか。
これは実は自分で行った行っていないに関係なく決定的な証拠とはならないのです。
GPSを付けられていた人がもし車で移動していた場合は車を他人に貸してたからそこには行っていないや、服の場合も貸してたなどの言い訳が可能なため、さらにその証拠を掴むことは難しいので決定的な証拠としては裁判などに出すことは難しいのです。
しかし、他の証拠と一緒にGPSの記録も出すことで認められる確率が高いのです。

◆まとめ

さまざまなGPSの登場により調査会社を利用せずとも簡単に浮気調査を自分で出来てしまいます。しかし自分でパートナーにGPSを仕込んで調査するのは心身共に疲れてしまいます。
それにバレた場合はさらに関係の悪化に拍車をかけてしまいます。

でも罪悪感を感じる必要はありません。
基本的に浮気する方が悪いのですから。